ひと‐くい【人食い/人喰い】
1 人間が人間の肉を食うこと。また、その風習。食人。カニバリズム。 2 動物が人間に食いつくこと。人間を襲ってえじきとすること。また、その動物。「—鮫(ざめ)」「身どもが—の犬をもったが、やらず...
ひとくい‐じんしゅ【人食い人種】
人間の肉を食う風習をもつ人種。食人種。
ひな‐ながし【雛流し】
3月3日の節句の夕方、雛人形を川や海へ流すこと。古く、祓(はら)えに使った形代(かたしろ)を流した風習の名残り。《季 春》
ひな‐まつり【雛祭(り)】
3月3日の上巳(じょうし)の節句に、女児のある家で雛人形を飾り、菱餅・白酒・桃花などを供えて祝う行事。けがれ・災いを人形(ひとがた)に移しはらおうとする風習が起源とされる。雛遊び。ひいなまつり。...
ひろい‐ご【拾い子】
1 捨てられた子を拾って育てること。また、その子。 2 厄年に生まれた子や、子が育ちにくい家などで、一度捨てたまねをして他人に拾ってもらい、それを育てる風習。
び‐ふう【美風】
美しい風習。よい気風やならわし。「—を守る」⇔悪風。
びんずる【賓頭盧】
《(梵)Piṇḍola-bhāradvājaの音写から。不動の意》十六羅漢の第一。白頭・長眉の相を備える阿羅漢。神通に達したが、みだりに用いて仏陀(ぶっだ)にしかられ、仏陀滅後の衆生の教化を命じ...
ふう【風】
[音]フウ(漢) フ(呉) [訓]かぜ かざ ふり [学習漢字]2年 〈フウ〉 1 大気の動き。かぜ。「風雨・風車・風速・風力/寒風・逆風・薫風・光風・疾風(しっぷう)・秋風・順風・旋風・台風...
ふう‐きょう【風教】
1 徳をもって人々を教え導くこと。風化。「全国男子の—はいわゆる武士道をもって陶冶する事」〈藤村・夜明け前〉 2 風習。「社会の—は愈(いよいよ)封建制度に適して発達せり」〈田口・日本開化小史〉
ふう‐ぎ【風儀】
1 風習。しきたり。ならわし。「昔の—」 2 行儀作法。態度。「生徒の—は、教師の感化で正していかなくてはならん」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「風紀(ふうき)」に同じ。「男女の—が恐しく乱れて居る...