あく‐しゅう【悪習】
悪い風習。悪い習慣。悪弊。「—に染まる」
あしいれ‐こん【足入れ婚】
1 婚姻成立祝いをしただけで嫁は実家に帰って、婿が泊まりに通う妻問(つまど)い婚の形を一定期間とったのち、嫁が婿方の家へ移るもの。あしいれ。 2 内祝言の後、嫁が婿方に移り住む風習。あしいれ。
あま‐ちゃ【甘茶】
1 ヤマアジサイの変種。山地に生え、高さ約70センチ。夏、周囲に数個の装飾花をもつ花をつける。葉は乾かすと甘みが出るので飲用にする。こあまちゃ。あまくさ。 2 アマチャまたはアマチャヅルの葉を乾...
あやっ‐こ【綾っ子】
生まれた子を初めて宮参りさせるとき、鍋墨(なべずみ)や紅で額に×印や「犬」の字などを書く風習。魔よけや子の成長を願うためという。
い‐きょう【遺響】
あとに残る響き。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。
悪習
〔悪い癖〕a bad habit;〔悪い風習〕a bad custom;〔悪慣行〕a corrupt practice悪習がつく「fall into [form] a bad habit喫煙の悪...
厭わしい
⇒いや(嫌)いとわしい風習a disgusting [detestable] custom何もかもいとわしいI am sick of everything.それを考えただけでもいとわしいThe ...
忌む
1⇒いみきらう(忌み嫌う)忌むべきdetestable/abominable2〔不吉として避ける〕avoid;〔禁ずる〕taboo当時いとこ同士の結婚を忌む傾向があったIn those days...
起源
the origin(s); the beginning(s)生命の起源the beginnings [origin] of life…を起源とするoriginate in.../《文》 der...
旧弊
1〔古くからの悪習〕old abuses2〔古い風習にとらわれること〕今時そんな旧弊なことを言ったって駄目だSuch old-fashioned [antiquated] ideas are n...
ふうぞく【風俗】
[共通する意味] ★ある地域などにおける生活上のしきたりやならわし。[使い方]〔風俗〕▽明治維新のころの風俗を描く▽時代とともに風俗も変わった▽風俗画〔習俗〕▽古い習俗が残っている村▽江戸時代の...
しゅうぞく【習俗】
[共通する意味] ★ある地域などにおける生活上のしきたりやならわし。[使い方]〔風俗〕▽明治維新のころの風俗を描く▽時代とともに風俗も変わった▽風俗画〔習俗〕▽古い習俗が残っている村▽江戸時代の...
ふうしゅう【風習】
[共通する意味] ★ある地域などにおける生活上のしきたりやならわし。[使い方]〔風俗〕▽明治維新のころの風俗を描く▽時代とともに風俗も変わった▽風俗画〔習俗〕▽古い習俗が残っている村▽江戸時代の...
でんとう【伝統】
[共通する意味] ★昔から伝えられてきているならわしやしきたり。[英] tradition[使い方]〔伝統〕▽伝統ある母校▽伝統を守る▽伝統的手法▽伝統工芸▽伝統芸能〔因習〕▽因習にとらわれる▽...
いんしゅう【因習】
[共通する意味] ★昔から伝えられてきているならわしやしきたり。[英] tradition[使い方]〔伝統〕▽伝統ある母校▽伝統を守る▽伝統的手法▽伝統工芸▽伝統芸能〔因習〕▽因習にとらわれる▽...
いふうざんこう【遺風残香】
昔の立派な人物や、すぐれた風俗のなごり。▽「遺風」は後世にのこる先人の教え。また、昔から伝わる風習や習慣。「残香」はうつりが・のこりが。
きょくすいりゅうしょう【曲水流觴】
屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊び。もと陰暦三月三日(また、上巳じょうしの日)に行われた風習。▽「曲水」は曲折した小川の流れ。「觴」は杯の意。中国晋しん代、王羲之おうぎしが、会稽かいけいの蘭亭らんていで文人を集めて催したものが有名。「流觴曲水りゅうしょうきょくすい」ともいう。
じゅんぷうびぞく【淳風美俗】
人情の厚い美しい風俗や習慣。▽「淳風」は素直で、人情の厚い風俗。「俗」は風習・習慣。「淳」は「醇」とも書く。
だんぱつぶんしん【断髪文身】
野蛮な風習のこと。▽「断髪」は髪を短く切ること。「文身」は刺青いれずみのこと。古代中国の呉越ごえつ一帯の風習。
どうせいいぞく【同声異俗】
人の生まれながらの性質・素質は同じだが、環境や教育といった後天的な要素によって、人物に差が生じること。赤子の泣き声はだれでも同じで変わりないようだが、成長すると風俗や習慣を異にするようになるという意から。教育の重要性を訴える言葉。▽「俗」は風習・習慣。
こうぶん‐てい【孝文帝】
[467〜499]中国、北魏の第6代皇帝。在位471〜499。姓は拓跋(たくばつ)、のち、元。名は宏(こう)。三長制と均田制を実行。平城(山西省)から洛陽へ遷都すると同時に風習・言語を中国風に改...
シャフツベリ【Anthony Ashley Cooper Shaftesbury】
(1st Earl of 〜)[1621〜1683]英国の政治家。下院に入り、クロムウェルに反対して王政復古に努めた。復古後、枢密顧問官・伯爵・大法官となるが、のちに解任。陰謀に参加し、大逆罪...
すいにん‐てんのう【垂仁天皇】
記紀で、第11代天皇。崇神天皇の第3皇子。名は活目入彦五十狭茅(いくめいりびこいさち)。野見宿禰(のみのすくね)の進言により殉死の風習をやめさせ、埴輪(はにわ)に代えさせたと伝えられる。
だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
ビゴー【Georges Bigot】
[1860〜1927]フランスの画家・銅版画家。ゾラの「ナナ」などの挿絵で活躍。明治15年(1882)日本美術研究のため来日。漫画雑誌「トバヱ」などで、日本の風習や時局を辛辣(しんらつ)に風刺した。