ぶんじん‐ぼっかく【文人墨客】
文人と墨客。詩文・書画などの風雅の道にたずさわる人。
みやこ‐びと【都人】
1 都に住んでいる人。都の人。「—とも覚えぬ事を仰せらるる」〈虎明狂・目近籠骨〉 2 風雅な人。「父に似ずうまれつき—にて、手書き、歌や文このみ習ひ」〈読・春雨・死首の咲顔〉
みやび【雅び】
[名・形動]《動詞「みやぶ」の連用形から》 1 上品で優美なこと。また、そのさま。風雅。優雅。「衣装に—を競う」「—な祭事」⇔俚(さと)び。 2 宮廷風であること。都会風であること。また、そのさ...
みやび‐お【雅び男】
風流を好む男。洗練された風雅な男性。「彼女が文書きちらし—の中にまじって」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
みやび‐やか【雅びやか】
[形動][文][ナリ]上品で優美なさま。風雅なさま。「—な舞」
やさ‐おとこ【優男】
1 姿かたちが上品ですらりとしている男。また、性質のやさしい男。 2 風流・芸術を理解する男。風雅な男。みやびお。「名歌仕って御感にあづかるほどの—に」〈平家・一〉
ゆう‐だち【夕立】
1 夏の午後に降る激しいにわか雨。雷を伴うことが多い。白雨(はくう)。《季 夏》「—や草葉を掴(つか)むむら雀/蕪村」 2 夕方になって、風・雲・波などの起こり立つこと。「—の風にわかれて行く雲...
ゆき‐まぜ【雪交ぜ/雪雑ぜ】
「雪交じり」に同じ。「二月(きさらぎ)やなほ風寒き袖の上に—に散る梅の初花」〈風雅・春上〉