せんこう‐ふう【旋衡風】
気圧傾度力と旋回による遠心力とが釣り合った状態で吹く風。
せんずい‐びょうぶ【山水屏風】
山水(さんすい)を主題に描いた屏風。平安時代には宮中などで用いられたが、鎌倉時代以降、密教の灌頂(かんじょう)儀式の調度に転用されるようになり、霊地の風景を描いたものも作られた。
せんとうようせいゆきかぜ【戦闘妖精・雪風】
神林長平によるSF小説。昭和54年(1979)から昭和58年(1983)にかけて「S-Fマガジン」誌に掲載。昭和59年(1984)に文庫化され、翌年星雲賞を受賞。続編も執筆されている。
せん‐ぷう【仙風】
凡人とは異なった、仙人のような風采・気質。「—道骨」
せん‐ぷう【旋風】
1 渦巻き状の風。直径50メートル以下で、竜巻より小規模のものをいう。つむじ風。つじ風。 2 社会の反響を呼ぶような突発的な出来事。また、それによる反響。「文壇に—を巻き起こす」
せんめん‐びょうぶ【扇面屏風】
書画を描いた扇面を装飾のモチーフとした屏風。実際に扇面を貼(は)りつけたもののほか、屏風地に直接描いたものもある。室町末期から盛行した。
せんもん‐ふう【浅文風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第六位(中三位の第三)の芸格。芸に深みはないが、幽玄の基礎となる位。せんぶんふう。→九位(きゅうい)
せんり‐どうふう【千里同風】
《遠く隔たった地方にも、同じ風が吹く意から》世の中がよく治まっていること。
そう‐ふう【送風】
[名](スル)風や空気を吹き送ること。「冷気を—する」
そえん‐ふう【麁鉛風】
能で、九位のうちの最下位(下三位の第三)の芸格。荒くて鈍重で、格に外れた芸境。→九位(きゅうい)