まつ‐かぜ【松風】
1 松に吹く風。松籟(しょうらい)。 2 茶の湯で、釜の湯の煮え立つ音。 3 和菓子の一。小麦粉に砂糖を加えて溶き、平たく焼いて、表に砂糖液を塗りケシ粒やゴマを散らしたもの。 [補説]作品名別項...
まつかぜ【松風】
謡曲。三番目物。観阿弥作、世阿弥改作。古今集などに取材。昔、在原行平に恋をした須磨の海女(あま)の姉妹、松風と村雨の霊が現れ、思い出を語って狂おしく舞う。
箏曲(そうきょく)。山田流。初世中...
ま‐ふう【魔風】
「まかぜ」に同じ。
まめ‐たいふう【豆台風】
ごく小型の台風。暴風区域の直径が100キロ程度以下のものをいう。
みくに‐ぶり【御国風】
1 日本の風習。 2 日本の文学。
みだり‐かぜ【乱り風】
風邪。「このごろ—をひきて」〈今昔・一九・三〉
みどり‐の‐かぜ【みどりの風】
平成24年(2012)結成の政党。7月に民主党や国民新党を離党した国会議員らにより結成。脱原発などの政策を訴えたが、平成25年(2013)の参院選で参議院での議席を失い、政党要件を喪失。同年12...
みなと‐かぜ【港風】
河口または港のあたりに吹く風。「葦辺には鶴がね鳴きて—寒く吹くらむ津乎(つを)の崎はも」〈万・三五二〉
みなみ‐かぜ【南風】
南から吹く風。特に、4月ごろから8月ごろにかけて吹く夏の季節風。なんぷう。みなみ。《季 夏》「向日葵(ひまはり)の葉にとぶ蠅や—/蛇笏」
みなみ‐ごち【南東風】
《「こち」は東から吹く風》東南東からの風。