か‐ふう【下風】
1 「風下(かざしも)」に同じ。 2 他の支配を受ける低い地位。「人の—に立つを潔しとしない」
か‐ふう【家風】
その家に特有の気風・習慣。その家の流儀や作法など。「—に合わない」
か‐ふう【歌風】
和歌の詠みぶり・作風。歌に表れた歌人または流派の特色や傾向。
か‐ふう【火風】
1 火と風。 2 火炎を伴った風。「青色の鬼神顕れ出でて…—その口より出でて」〈太平記・三九〉
かみ‐かぜ【神風】
1 神が吹き起こすという風。特に、元寇(げんこう)の際に吹いた激しい風。 2 第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。神風(しんぷう)特別攻撃隊。→特攻隊 3 《2から転じて》その行...
かむ‐かぜ【神風】
「かみかぜ1」に同じ。「渡会(わたらひ)の斎(いつき)の宮ゆ—にい吹き惑はし」〈万・一九九〉
から‐かぜ【空風/乾風】
冬に雨・雪などを伴わないで強く吹く乾いた北風。多く、関東地方に吹く寒風をいう。からっかぜ。《季 冬》「雪は来で—きほふ空凄し/曽良」
からっ‐かぜ【空っ風/乾っ風】
「からかぜ」に同じ。「上州名物の—」《季 冬》
から‐はふ【唐破風】
中央部を凸形に、両端部を凹形の曲線状にした破風。玄関や門、神社の向拝(こうはい)などに用いられる。
から‐ふう【唐風】
中国のやり方。中国風。唐様。