ひだ‐の‐くに【飛騨国】
⇒飛騨
ひだ‐たくみ【飛騨工/飛騨匠】
⇒ひだのたくみ
ひだ‐の‐たくみ【飛騨工/飛騨匠】
古代、飛騨国から毎年交替で京都にのぼり、主に木工寮(もくりょう)にいて公役に従事した工匠。斐陀匠。ひだたくみ。 今昔物語にみえる伝説的工匠。画工百済河成(くだらのかわなり)と技を競ったという。
ひだ‐びと【飛騨人】
《「ひだひと」とも》飛騨国の人。特に、飛騨出身の大工。「かにかくに物は思はじ—の打つ墨縄のただ一道(ひとみち)に」〈万・二六四八〉
ひだ‐へんせいがん【飛騨変成岩】
飛騨山地や隠岐(おき)に分布する変成岩。片麻岩・角閃岩(かくせんがん)などからなる。先カンブリア時代後期から中生代前期にかけて変成作用が繰り返されたと考えられている。
ひだ‐へんまがん【飛騨片麻岩】
飛騨帯を構成する飛騨変成岩の一種。広域変成作用を受けた片麻岩。