あめ‐ばち【飴蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科のうち、寄生バチの総称。腹部が淡褐色のものが多い。害虫の幼虫に寄生する重要な種類もある。→寄生蜂
あめ‐ほうびき【飴宝引】
江戸時代、子供相手の飴売りが、飴を景品にして引かせた福引。
あめ‐まだら【飴斑】
牛の毛色の名。飴色の地に黒い斑点のあるもの。
あめやま‐みのる【飴山実】
[1926〜2000]俳人・化学者。石川の生まれ。微生物学者として酢酸菌の研究に業績を残す。俳人としては、俳誌「風」同人を経て無所属で活動。句集に「おりいぶ」「花浴び」など。
あめ‐ゆ【飴湯】
麦芽を糖化した液か水飴を湯に溶かし、少量のおろし生姜(しょうが)を加えたもの。腹の薬、また暑気払いのための夏の飲み物。《季 夏》「—のむ背に負ふ千手観世音/茅舎」
あめ‐ゆう【飴釉】
鉄分を含んだ釉(うわぐすり)。焼き上がりは光沢のある黄褐色(飴色)となる。あめぐすり。
あめ‐ぐすり【飴釉】
⇒あめゆう(飴釉)
飴(あめ)をしゃぶら◦せる
大きな利を得るために、相手に小利を与える。また、人の喜びそうなことを言って相手を乗り気にさせる。飴をねぶらせる。「係員に—◦せて便宜を図ってもらう」
飴(あめ)を舐(ねぶ)ら◦せる
「飴をしゃぶらせる」に同じ。
あめんぼ【水黽/水馬/飴坊】
半翅(はんし)目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴(あめ)のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。《季 夏》「...