しょく‐が【殖芽】
水生植物が形成する栄養分を蓄えた芽。分離して生息適地にて発芽すると、新しい個体となる。ヒルムシロ・タヌキモ・ムジナモなどに見られる。
しょく‐ぶつ【植物】
生物を大きく二大別した場合の、動物に対する一群。木や草、藻類など。一般に、1か所に固定して暮らし、細胞壁をもち、光合成を行って主に空気や水から養分をとって生きている生物。種子植物・シダ植物・コケ...
じこ‐まびき【自己間引き】
ある同種の植物が密生しているとき、光・水分・養分の獲得をめぐる競争によって生育の悪い個体が枯死し、結果的に個体群の密度が下がる現象。
じゅ‐えき【樹液】
1 立ち木の幹などから分泌する液。 2 樹木の中に含まれている、養分となる液。
じよう‐ぶん【滋養分】
飲食物に含まれている、身体の栄養となる成分。栄養分。
すいこう‐さいばい【水耕栽培】
土壌を全く使わず、生長に必要な養分を溶かした水溶液(養液)で植物を育てること。水培養。水中培養。水耕。水耕法。水栽培(みずさいばい)。養液栽培。
すいちょく‐のうほう【垂直農法】
空間を垂直的に利用して農作物を栽培する方法。土壌を用いず、垂直に積層した栽培棚や、傾斜面、あるいは垂直に設置した定植面などを使用し、温度・水・養分などの栽培環境を人工的に制御して行う。垂直農業。
すい‐と・る【吸(い)取る】
[動ラ五(四)] 1 他の物の水分などを吸い出して自分の中に取り込む。吸収する。「養分を—・る」 2 液体・気体などを吸い込ませて取り除く。「こぼした水を雑巾で—・る」「掃除機でちりを—・る」 ...
すいようせい‐しょくもつせんい【水溶性食物繊維】
食物繊維のうち、水溶性のものの総称。水分を吸収してゲル状になる。ペクチン、アルギン酸、ポリデキストロースなどが知られ、海藻類、こんにゃく芋などに含まれる。腸内細菌の栄養分となるほか、食後の血糖値...
ストライガ【(ラテン)Striga】
ハマウツボ科の一年生の寄生植物。イネ科などの根に寄生して養分を吸収する。アフリカなどで深刻な農業被害の原因となる。