ひら‐くび【平首/平頸】
1 馬の首の、両側の平らな所。 2 平侍の首。並の人の首。
ぶ‐しゅ【部首】
漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。「乞」「乳」などの「乙」、「初」「利」などの「刀」の類。こうした部首索引方式は「...
へん‐しゅ【編首/篇首】
1編の詩文の初めの部分。また、1巻の書物の初め。冒頭。
ほく‐しゅ【北首】
頭を北向きにして寝ること。北枕(きたまくら)。「白河院は—に御寝なりけり」〈徒然・一三三〉
ほ‐くび【穂首】
1 稲・麦などの穂の部分。 2 槍の穂先の柄に接する部分。
ほそ‐くび【細首】
1 細い首。 2 首をあざけっていう語。「小次郎が—打ち落とし」〈曽我・四〉
ほりかわひゃくしゅ【堀河百首】
平安後期の歌集。長治2年(1105)ごろ成立か。堀河天皇の時、藤原公実(きんざね)・源俊頼・源国信らを中心に、当時の代表的歌人の大江匡房(まさふさ)・藤原基俊ら16人が詠んだ百題による百首歌の集...
マリアのくび【マリアの首】
田中千禾夫の戯曲。4幕9場。副題「幻に長崎を想う曲」で、終戦後の長崎を舞台とする。昭和34年(1959)2月、新人会が初演。同年、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨受賞。
まる‐くび【丸首】
襟あきを、首まわりに沿って丸くくったもの。「—シャツ」
み‐ぐし【御髪】
1 頭髪の敬称。おぐし。 2 (「御首」「御頭」と当てて書く)首や頭の敬称。「—もたげて、見いだし給へり」〈源・夕顔〉