ゲーン【(タイ)geng】
タイ料理の一。トウガラシなどの香辛料をきかせ、ココナツミルクを入れて仕上げた辛味のあるスープ。飯にかけて食べる。カレーに似ることから、タイカレーともいう。
こ‐さんしょう【粉山椒】
完熟したサンショウの実を乾燥し、粉末にした香辛料。
こ‐しょう【胡椒】
コショウ科の蔓性(つるせい)の常緑低木。茎は木質化し、気根を出して他に絡みつく。葉は卵形で先がとがる。夏、葉と向かい合って黄緑色の小花が密生した穂を垂らす。実は球形で、乾燥させて香辛料に用いる。...
コミノ‐とう【コミノ島】
《Kemmuna》地中海中央部の島国、マルタ共和国の島。マルタ島とゴゾ島の間にある面積3.5平方キロメートルの小島。名称はかつて香辛料のクミンが栽培されたことにちなむ。中世に海賊の拠点になったほ...
ころは【胡蘆巴】
マメ科の一年草。ギリシャおよび西アジアの原産。全体に強い芳香があり、種子は香辛料・薬用となる。フェヌグリーク。
コン‐ビーフ【corned beef】
《「コーンビーフ」とも。cornは、塩漬けにして保存するという意》牛肉を、食塩と少量の硝石などを加えて塩蔵した後、蒸し煮してほぐし、調味料・香辛料などをまぜて圧縮したもの。缶詰にしたものが多い。
サフラン【(オランダ)saffraan】
アヤメ科の多年草。クロッカスの秋咲き種。葉は線形で、花後に伸びる。11月ごろ紫色の6弁花が咲く。赤い花柱は止血剤などに、また香辛料、化粧品の着色剤として使われる。《季 花=秋》
サモサ【samosa】
インド料理の一。小麦粉を練って薄く伸ばした皮で、香辛料を入れて炒めたひき肉や野菜を三角錐状に包み、油で揚げたもの。
サルビア【(ラテン)Salvia】
1 シソ科アキギリ属の多年草の総称。約900種が温帯・熱帯に広く分布。薬用・香辛料・観賞用として栽培される種類もある。《季 夏》→セージ 2 シソ科の小低木。日本では一年草。夏から秋に、緋色の唇...
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...