あほう‐づら【阿呆面】
間の抜けた、愚かな顔つき。馬鹿面。
阿呆(あほう)に付(つ)ける薬(くすり)なし
「馬鹿(ばか)につける薬はない」に同じ。
阿呆(あほう)の一(ひと)つ覚(おぼ)え
「馬鹿(ばか)の一つ覚え」に同じ。
うす‐ばか【薄馬鹿】
[名・形動]なんとなく馬鹿に見えること。また、そのさまや、そういう人。
うろうろ‐ぶね【うろうろ舟】
江戸時代、両国の船遊びのときなどに、遊山船の間を漕ぎまわって飲食物を売った小船。もと「売ろ舟」といったのを、うろうろとさまようのでこの名が生じたという。「西瓜(すいくわ)玉蜀黍(たうもろこし)の...
口(くち)に乗(の)・る
1 人々の話の種になる。評判になる。「僕なんぞでも、こうやって始終書いて居ると少しは人の—・るからね」〈漱石・野分〉 2 だまされる。口車に乗る。「迂闊(うっか)り—・ったのが矢張此方が馬鹿なの...
けっこう‐じん【結構人】
1 好人物。お人よし。「根は—で娘を犠牲(くいもの)にしようという悪気はないが」〈魯庵・破垣〉 2 馬鹿正直な人。
ごく‐ずい【極髄】
1 物の中心となる部分。物事の主要部分。 2 この上なくはなはだしいこと。至極。ごく。「—の馬鹿大門でどなた様」〈柳多留・一二九〉
さんたろう【三太郎】
1 「三太(さんた)1」に同じ。 2 「三太2」に同じ。「大馬鹿—」 3 《「迷子の迷子の三太郎やあい」と呼んで捜したところから》迷子。
さんやもの【山谷もの】
武者小路実篤による小説のシリーズ。山谷五兵衛という男の語りを小説家が聞き書きするというスタイルで書かれた一連のフィクションをさす。第1作「彼の羨望」は昭和23年(1948)発表。以後、昭和44年...