たかつど‐きょう【高津戸峡】
群馬県みどり市にある峡谷。渡良瀬川中流の渓谷で、足尾山地の南限に位置する。「関東の耶馬渓(やばけい)」とよばれる景勝地。高津戸渓谷。
たかつ‐の‐みや【高津宮】
仁徳天皇の皇居。大阪市中央区法円坂の難波宮跡にあったといわれる。
たかつま‐やま【高妻山】
新潟県妙高市と長野県長野市の境にある山。戸隠(とがくし)連峰の最高峰で、標高2353メートル。連峰中心の戸隠山北部にあり、五地蔵山(標高1998メートル)・乙妻(おとつま)山(標高2318メート...
たか‐づの【高角】
兜(かぶと)の鍬形(くわがた)の一。角の先端を開かずに高くとがらせたもの。
高角(たかづの)打(う)・つ
高角を兜(かぶと)の前立物としてつける。「—・ったる甲(かぶと)の緒しめ」〈平家・四〉
たか‐て【高手】
ひじから肩までの部分。たかうで。
たかて‐こて【高手小手】
両手を後ろにまわして、首から縄をかけ、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること。「—に縛り上げる」「巡査は直ぐに—に引っ括(くく)った」〈木下尚江・良人の自白〉
たか‐てらす【高照らす】
[枕]天高く照るの意から、「日」にかかる。「—日の皇子(みこ)」〈万・四五〉
たか‐で【高で】
[副] 1 取るに足りないさま。たかだか。「是皆ひとつにしてから、—二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉 2 はじめから。そもそも。「命惜しい程なら—身をうつこともない」〈浄・生玉心中〉
たか‐とうだい【高灯台】
1 高い柱に取り付けた灯台。また、丈の高い灯台や灯明台。 2 トウダイグサ科の多年草。山野に自生し、高さ約70センチ。有毒。漢方では根を通経・利尿薬にする。