めかくし‐おに【目隠し鬼】
手ぬぐいなどで目隠しをした鬼が、逃げ回る者たちを手探りで捕まえる鬼ごっこの一。逃げる者たちは「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」などとはやす。めんない千鳥。目無し児(ちご)。目無し鬼。
め‐がき【女餓鬼】
女の餓鬼。⇔男餓鬼(おがき)。「寺々の—申(まを)さく大神(おほみわ)の男餓鬼(をがき)賜(たば)りてその子産まはむ」〈万・三八四〇〉
めぎ‐しま【女木島】
香川県高松市の北方、備讃(びさん)諸島東部にある島。面積2.7平方キロメートル、周囲8.9キロメートル、最高点は216メートル。平地は少なく、麦・野菜などの畑作と沿岸漁業が行われている。かつて海...
めなし‐おに【目無し鬼】
「目隠し鬼」に同じ。
めなし‐どち【目無しどち】
「目隠し鬼」に同じ。「—、軒の雀、遊ぶ童の、手さし指さして笑ふ」〈伽・福富長者〉
めんない‐ちどり【めんない千鳥】
《「めんない」は「目が無い」の意》「目隠し鬼」に同じ。
もうし‐ご【申(し)子】
1 神仏に祈って授かった子。「観音様の—」 2 《1の誤用から》霊力を持ったものから生まれた子。転じて、特殊な社会的背景から生じたもの。「鬼の—」「戦争の—である思想」
もおか【真岡】
栃木県南東部の市。鬼怒川の東岸にあり、江戸時代は代官所が置かれた。真岡木綿の産地。平成21年(2009)に二宮町を編入。人口8.2万(2010)。もうか。 「真岡木綿」の略。
百舌(もず)の速贄(はやにえ)
モズが虫やカエルなどを捕って、えさとして小枝などに突き刺しておくもの。もずの生贄(いけにえ)。《季 秋》「人鬼に—とられけり/一茶」
もどりばし【戻橋】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「戻橋恋の角文字(つのもじ)」。新古演劇十種の一。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢式佐作曲。明治23年(1890)東京歌舞伎座初演。渡辺綱が鬼女の片腕を切り落とした...