や‐ぎょう【夜行】
百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)のこと。また、それがあるとして外出を禁じた日。「—の夜なども自らありあふらむ」〈栄花・初花〉
や‐こう【夜行】
[名](スル) 1 夜間に出歩くこと。また、夜、活動すること。やぎょう。「百鬼—」「—動物」 2 「夜行列車」の略。 3 夜、警戒のために歩いてまわること。「—し、細殿などに入り臥したる」〈枕・...
やしお‐こ【八汐湖】
栃木県北部にある湖。昭和58年(1983)鬼怒川上流に造られた川治ダムの貯水池。湛水面積22平方キロメートル。葛老(かつろう)山の尾根をはさんで北に五十里湖がある。川治湖。
やしゃ【夜叉】
《(梵)yakṣaの音写》顔かたちが恐ろしく、性質が猛悪なインドの鬼神。仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神となり、毘沙門天の眷族(けんぞく)とされる。八部衆の一。
やすらい‐まつり【安楽祭/夜須礼祭】
京都市北区紫野の今宮神社で、4月の第2日曜日(もと陰暦3月10日)に行われる花鎮めの祭。鉾持(ほこも)ち・小鬼・大鬼・花傘持ち・太刀持ちなどの一行が、「やすらい花や」の歌に合わせて踊りながら社参...
やま‐うば【山姥】
1 深山に住んでいるといわれる女の妖怪。山に住む鬼女。やまおんな。やまんば。 2 「やまんば2」に同じ。 謡曲。→やまんば
やま‐んば【山姥】
1 「やまうば1」に同じ。 2 能面の一。「山姥」の後ジテが使う鬼女の面。やまうば。
やら‐い【遣らい】
追い払うこと。払い除くこと。「鬼—」「神(かむ)—」
ゆいま‐え【維摩会】
維摩経を講ずる法会。10月10日から7日間、奈良の興福寺で行われる。維摩講。《季 冬》「—にまゐりて俳諧尊者かな/鬼城」
ゆうき【結城】
茨城県西部の市。鬼怒川中流域にある。中世は結城氏、近世は水野氏の城下町。結城紬(つむぎ)の産地。桐たんす・下駄なども特産。人口5.3万(2010)。 「結城紬」の略。