ひ‐めい【悲鳴】
[名](スル) 1 悲しんで鳴くこと。また、その声。「家鶏は窮屈なる籠に—す」〈独歩・愛弟通信〉 2 苦痛・恐怖などのために声をあげること。また、その声。「激痛に—をあげる」「またまた—する新太...
ひよ‐ひよ
[副] 1 ひな鳥が弱々しく鳴く声を表す語。「巣の中でひなが—(と)鳴く」 2 弱々しく動くさま。ひくひく。「赤ん坊の泉門が—(と)動く」
ぴい‐ぴい
[副](スル) 1 笛の音、鳥の鳴き声などを表す語。「ひよこが—(と)鳴く」 2 金がなくて生活が苦しいさま。「年中—している」
[名・形動]金がなくて苦しいこと。また、そのさま。「給料日前...
ぴよ‐ぴよ
[副]ひな鳥などの鳴き声を表す語。「えさをねだってひよこが—(と)鳴く」
ふくま・る【含まる】
[動ラ五(四)]中に含んでいる。含まれている。「鳴く事さえ—・ってる様に考えるのは」〈漱石・吾輩は猫である〉
へ【家】
《「いへ」の音変化》いえ。人家。「春の野に鳴くやうぐひすなつけむと我が—の園に梅が花咲く」〈万・八三七〉
ほ・える【吠える/吼える】
[動ア下一][文]ほ・ゆ[ヤ下二] 1 獣などが大声で鳴く。「虎が—・える」 2 風・波などが、荒れて大きな音を立てる。「荒海が—・える」 3 大声で話す。わめく。どなる。「壇上で—・える」 4...
ほころ・びる【綻びる】
[動バ上一][文]ほころ・ぶ[バ上二] 1 縫い目などがほどける。「袖口が—・びる」 2 花の蕾(つぼみ)が少し開く。咲きかける。「梅が—・びる」 3 表情がやわらぐ。笑顔になる。「思わず顔が—...
ほととぎす【時鳥/子規/杜鵑/不如帰/郭公】
[名] 1 カッコウ科の鳥。全長28センチくらい。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本には初夏に渡来。キョキョキョと鋭く鳴き、「てっぺんかけたか」...
ほ・る【欲る】
[動ラ四]願い望む。ほしがる。欲する。「夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ我(あ)が来る妹が目を—・り」〈万・三五八九〉