けい‐ぐん【鶏群】
1 鶏の群れ。 2 凡人の集まり。
鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく)
《「晋書」嵆紹伝から》凡人の中に、すぐれた人物が一人まじっていることのたとえ。
けいけつ‐せき【鶏血石】
中国産の印材。赤く美しい斑点がある。
けい‐けん【鶏犬】
にわとりと犬。
鶏犬(けいけん)相(あい)聞(き)こゆ
《「老子」八〇章から。にわとりと犬の鳴き声が方々から聞こえてくる意》村里の家が続いているようすをいう。
けい‐こう【鶏口】
1 にわとりの口。 2 小さな団体の長・頭(かしら)のたとえ。
けいこう‐ぎゅうご【鶏口牛後】
《鶏口は小さな団体の長、牛後は大きな団体の従者の意》「鶏口となるも牛後となるなかれ」に同じ。
鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ
《「史記」蘇秦伝から》大きな団体で人のしりについているよりも、小さな団体でも頭(かしら)になるほうがよい。
けい‐し【鶏子】
1 にわとりの卵。「天地の始めを説て、渾沌(こんとん)たる事—の如しというてある」〈加藤祐一・文明開化〉 2 にわとりのひな。ひよこ。
けい‐しゃ【鶏舎】
にわとりを飼う小屋。とりごや。