かせどり
小正月の夜、若者たちが鶏の鳴き声をまねたりして各戸を回り、餅(もち)などをもらい歩く風習。かっかどり。かせぎどり。ほとほと。《季 新年》 [補説]佐賀市見島地区のものは、平成30年(2018)「...
きん‐けい【金鶏】
天上にすむという想像上の鶏。この鶏が鳴いて暁を知らせると、天下の鶏がこれに応じて鳴くという。転じて、暁に鳴く鶏。あけのとり。
きん‐けい【錦鶏/金鶏/錦雞】
キジ科の鳥。全長は雄が約1メートル、雌が65センチ。雄は兜(かぶと)状の冠羽と腰が黄金色、胸から腹が赤く、尾羽は長く茶色。雌は全体に茶色。中国の原産で、飼い鳥とされる。あかきじ。にしきどり。
ぎょう‐けい【暁鶏】
夜明けを知らせる鶏の鳴き声。また、その時刻。
ぎん‐けい【銀鶏】
キジ科の鳥。全長は雄が約1.5メートル、雌が70センチ。雄は冠羽が赤く、頭と胸から背にかけて光沢のある緑色、後頭部は白いうろこ状の羽で覆われ、腹は白く、尾羽は白に緑の斑がある。雌は全体に茶色。中...
くいな【水鶏/秧鶏】
1 クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。 2 ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大の...
くた‐かけ【鶏】
《「くだかけ」とも》ニワトリの古名。くたかけどり。「—はいづれの里をうかれきてまだ夜深きに八声鳴くらん」〈夫木・二七〉
くれこ‐どり【久連子鶏】
熊本県八代市泉町に産する地鶏。雄の尾羽は黒い光沢があり、久連子古代踊りの花笠の飾りとする。飼育数が減っており、県の天然記念物。
ぐん‐けい【軍鶏】
シャモの別名。
けい【鶏〔鷄〕】
[常用漢字] [音]ケイ(呉)(漢) [訓]にわとり とり かけ 〈ケイ〉ニワトリ。「鶏冠・鶏舎・鶏鳴・鶏卵/闘鶏・養鶏」
〈とり(どり)〉「若鶏」 [補説]「雞」は異体字。 [難読]黄鶏(...