としこし‐そば【年越し蕎麦】
細く長くという縁起の意味で、大晦日の夜に食べるそば。晦日(みそか)蕎麦。晦(つごもり)蕎麦。《季 冬》「宵寝して—に起さるる/秋桜子」
どく‐むぎ【毒麦】
イネ科の一年草。畑地などにみられ、高さ0.5〜1メートル。葉は線形。5月ごろ、茎の先に2列に穂がつく。実などに毒がある。ヨーロッパの原産で、日本には明治時代に渡来、帰化。
なつ‐こむぎ【夏小麦】
ライムギの別名。
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ...
なま‐むぎ【生麦】
手を加えてない、生の麦の実。
なまむぎ【生麦】
横浜市鶴見区南西部の地名。江戸時代は東海道沿いの漁村であったが、現在は海岸が埋め立てられて京浜工業地帯の一部をなす。
にが‐そば【苦蕎麦】
⇒韃靼蕎麦
にしん‐そば【鰊蕎麦】
棒煮(身欠き鰊の甘露煮)をのせたかけそば。
にじょう‐おおむぎ【二条大麦】
オオムギで、三つの小穂のうち中央のものだけが結実して長い芒(のぎ)をもち、穎果(えいか)が軸の両側に2列につくもの。矢羽根形をなすので矢羽根麦ともいう。ビール醸造に用いる。
にはち‐そば【二八蕎麦】
うどん粉とそば粉の割合を2対8でつくったそば。また、そば粉2、うどん粉8の割合でつくった下等なそば。1杯16文の安価なそばをさしたともいう。