しんこう‐まひ【進行麻痺】
梅毒感染後10年から数十年のち(第4期)に起こる脳疾患。記憶力・判断力が衰え、認知症となり、感情・意思の障害を示す。麻痺性痴呆。脳梅毒。
しんじゅしゅせい‐ちゅうじえん【真珠腫性中耳炎】
外耳道や鼓膜の上皮組織が中耳腔に入り、増殖して真珠のような塊を作る炎症性の疾患。周囲の骨を破壊し、難聴や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こす。手術による切除が必要。
シー‐ピー【CP】
《cerebral paralysis/cerebral palsy》⇒脳性小児麻痺
シーピー‐サッカー【CPサッカー】
《CPは、cerebral palsy(脳性麻痺(まひ))の略》脳性麻痺者による7人制のサッカー競技。オフサイドルールはなく、片手で下からのスローインが認められている。 [補説]1984年から2...
じゅうしょう‐きんむりょくしょう【重症筋無力症】
運動神経からの興奮が筋肉にうまく伝わらず、脱力状態となる病気。初め眼筋に障害が現れ、進行すると四肢に広がり、呼吸筋が麻痺することもある。神経と筋との接合に自己免疫による異常があるために起こる。指...
せきずい‐そんしょう【脊髄損傷】
脊柱に強い力が加わり、脊髄が損傷することによって、損傷部以下の神経が麻痺し、運動・知覚・自律機能に障害が生じる病態。損傷部位が頭部に近いほど障害が重くなる。交通事故、高所からの転落、落下物の下敷...
せきずい‐ろう【脊髄癆】
梅毒の第4期に、脊髄の変性が起こる病気。手足がしびれ、やがて麻痺して起立や歩行が不能となる。
せっしょく‐ざい【接触剤】
殺虫剤の一。害虫の体に触れて、その神経を麻痺(まひ)させるもの。除虫菊・ニコチン・ドリン剤・パラチオンなどの類。
せん‐もう【譫妄】
外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚・妄想・麻痺(まひ)などを起こす意識障害。
セービン‐ワクチン【Sabin vaccine】
急性灰白髄炎(小児麻痺(まひ))の予防接種ワクチン。生ワクチンであり、シロップ状にして内服できる。ロシア生まれの米国の細菌学者セービン(Sabin)が開発。