きん【金】
[名] 1 銅族元素の一。単体は黄金色で光沢がある。金属中最も展延性に富み、厚さ0.1マイクロメートルの箔(はく)にすることが可能。化学的に安定で、酸化されにくく錆(さ)びず、また、王水には溶...
きん‐けい【錦鶏/金鶏/錦雞】
キジ科の鳥。全長は雄が約1メートル、雌が65センチ。雄は兜(かぶと)状の冠羽と腰が黄金色、胸から腹が赤く、尾羽は長く茶色。雌は全体に茶色。中国の原産で、飼い鳥とされる。あかきじ。にしきどり。
きんめい‐ちく【金明竹】
マダケの栽培品種。全体に黄金色で、葉には初め黄色でのちに白く変わる縦線がある。主に、観賞用。
ぎ‐きん【偽金】
1 錫(すず)(Ⅳ)塩の溶液に硫化水素を通すと得られる黄金色の顔料。金箔(きんぱく)の代用にされる。 2 ⇒アルミニウム青銅
こ‐がね【黄金/金】
《「くがね」の音変化》 1 きん。おうごん。→あかがね →くろがね →しろがね 2 大判・小判などの金貨。 3 「黄金色」の略。
こがね‐かん【黄金羹】
鬱金(うこん)の粉をまぜて黄金色にしたようかん。
こがね‐ざね【黄金札】
黄金色の鎧(よろい)の札。
こがね‐たけ【黄金茸】
カブラマツタケ科のキノコ。秋に草地に群生。高さ10〜15センチで黄金色をしている。 [補説]食用とされることもあるが、中毒例も報告されている。
こがね‐の‐なみ【黄金の波】
黄金色に輝く波。金波(きんぱ)。また、黄色く実った稲穂が風に揺れるようすを波に見立てていう。
さんじゅうに‐そう【三十二相】
1 仏のみが備えている、32のすぐれた身体的特徴。「仏本行集経」では、足下平満・足下千輻輪・手指繊長・足跟円好・足趺高隆・手足柔軟・手足指間具足羅網・踹如鹿王・正立不曲二手過膝・馬陰蔵相・皮膚一...