どす
[接頭]多く色を表す形容詞に付いて、濁ったようなさまであることを表す。「—黒い」
なか‐ぐろ【中黒】
1 記号活字の「・」。縦書きの小数点、同種のものの並列の区切りなどに用いる。中点(なかてん)。 2 ワシの矢羽で、上下が白く、中央に黒い切斑(きりふ)のあるもの。黒い部分の大小によって大中黒・小...
なべ‐ずみ【鍋墨】
鍋・釜の底についた黒いすす。
鍋蓋(なべぶた)に目鼻(めはな)
丸く平らで色の黒い顔のことを馬鹿にして言う言葉。
なまけ‐ぐま【懶熊】
クマ科の哺乳類。体長140〜180センチ。体は黒い長毛で覆われ、前肢の爪が長い。果物や蜂蜜(はちみつ)を好み、インド・スリランカの森林地帯に分布。蜜熊。
に‐ぐろ・し【土黒し】
[形ク]土の色のように黒い。「底土(しはに)は—・きゆゑ」〈記・中・歌謡〉
にちめん‐つうか【日面通過】
水星や金星などの内惑星が、地球と太陽の間を通過すること。地球上からは、太陽面を黒い円形の影が移動する様子が観測される。水星の場合、1世紀の間に13回から14回起きる。金星の場合、非常に頻度が少な...
にな‐いろ【蜷色】
1 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は青。 2 染め色の名。青黒い色。
にほんのくろいきり【日本の黒い霧】
松本清張によるルポルタージュ。雑誌「文芸春秋」に昭和35年(1960)1月号から12月号まで連載。下山事件、帝銀事件など、戦後の日本で起きた未解決事件の真相を推理する。単行本は昭和35年(196...
にゅうない‐すずめ【入内雀】
スズメ科の鳥。全長14センチくらい。スズメに似るが、背面の赤みが強く、ほおに黒い部分がない。ユーラシア東部に分布。夏は山林に生息し、冬は稲田に集まる。《季 秋》