ほし‐がれい【星鰈】
カレイ科の海水魚。全長約40センチ。体は楕円形。有眼側は暗褐色をし、ひれに黒い円斑が等間隔に並ぶ。美味。
ほて‐くろし・い
[形][文]ほてくろ・し[シク]《近世語》 1 みっともない。腹黒い。「—・い事さらしたな」〈滑・膝栗毛・六〉 2 しつっこくいやらしい。「ああ。—・し。放さんせ」〈浄・薩摩歌〉
ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉 [名]...
ほんそめわけ‐べら【本染分遍羅】
ベラ科の海水魚。全長12センチくらいで、目を通って体側を黒い線が走り、尾にかけて幅広になる。クエなど大形魚の口中にいる寄生虫を食べる。名は、細染分(ほそそめわけ)の音変化による。ちごべら。
ぼく‐しょく【墨色】
書かれたものの、墨の色つや。また、墨のように黒い色。すみいろ。
ぼく‐じゅう【墨汁】
1 墨をすった汁。特に、すぐに使えるように製造した黒色の墨液。 2 イカ・タコの体内にある黒い汁。
ボノボ【bonobo】
霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される哺乳類。コンゴ民主共和国のコンゴ川左岸の森林に分布する。以前はピグミーチンパンジーと呼ばれた。 [補説]チンパンジーに似るが、やや小形で顔が黒い。また、メス...
ポルタ‐ニグラ【Porta Nigra】
《黒い門の意》ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の歴史都市、トリーアにあるローマ時代の遺跡。2世紀末に建造された城門。1986年、「トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂、聖母マリア教会」と...
ポルフィリン‐しょう【ポルフィリン症】
赤血球に含まれるヘムを合成するために必要な酵素が欠損しているため、中間代謝物のポルフィリンが骨髄・肝臓・血液・皮膚などに蓄積し、光過敏症や精神症状を引き起こす病気。欠損する酵素の種類によって症状...
まけ‐ぼし【負け星】
相撲の勝負の表に、負けたほうにつける黒い丸。黒星。転じて、勝負に負けることにもいう。「—がかさむ」⇔勝ち星。