もず【百舌/鵙/百舌鳥】
1 モズ科の鳥。全長約20センチ。雄は頭部が赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面は灰褐色、下面は淡褐色。雌は全体に褐色。くちばしは鋭い鉤(かぎ)状をし、小動物を捕食。秋になると、獲物を木の枝などに...
モンセラート‐しゅうどういん【モンセラート修道院】
《Monestir de Montserrat》スペイン北東部、バルセロナ近郊の山、モンセラートにあるベネディクト会の修道院。9世紀の創建。修道院付属の大聖堂にカタルーニャ地方の守護聖母「黒いマ...
モンテネグロ【Montenegro】
《「黒い山」の意》東欧、アドリア海東岸に臨む共和国。首都ポドゴリツァ。15世紀後半にオスマン帝国の支配を受けたが、王朝も存続。1878年独立。1918年、セルビアなどとともにユーゴスラビアを形成...
焼(や)け野(の)の鴉(からす)
もともと色の黒いものがさらに黒く見えることのたとえ。
ヤスナグラ‐しゅうどういん【ヤスナグラ修道院】
《Jasna Góra》ポーランド南部の都市チェンストホバにある修道院。14世紀末、聖パウロ修道会の修道院として創建。「黒いマドンナ」と称される聖母画で知られ、数多くの巡礼者が訪れる。
やぶ‐にっけい【藪肉桂】
クスノキ科の常緑高木。中部地方以南の海岸近くに自生。葉は長楕円形でつやがあり、肉桂に似た香りがある。初夏、葉の付け根から柄を出し、薄黄色の小花を散形につけ、黒い実を結ぶ。材は器具・薪炭用。くすたぶ。
やま‐がら【山雀】
シジュウカラ科の鳥。全長14センチくらい。背面が青灰色、腹面が赤褐色で、頭とのどは黒い。日本・朝鮮半島・台湾に分布し、低山や平地の林にすむ。人になれやすく、仕込むと神社の前でおみくじを引くなどの...
やま‐がらす【山烏/山鴉】
1 山にいるカラス。 2 ハシブトガラスやミヤマガラスの別名。 3 色の黒い人をあざけっていう語。「紅やおしろいすりぬりたれど、下地は黒き—」〈虎明狂・金若〉
やま‐こうばし【山香】
クスノキ科の落葉低木。山地に自生。樹皮は灰褐色で、枝を折ると芳香がある。葉は長楕円形で両端がとがり、裏面は灰白色。雌雄異株。春、淡黄緑色の小花を数個密生してつけ、実は丸く黒い。山胡椒。
やま‐どり【山鳥】
1 山の中にすむ鳥。山の鳥。 2 キジ科の鳥。日本特産で、本州・四国・九州の森林にすむ。雄は尾が長いので全長約125センチ、雌は約55センチ。全体に赤褐色で縦斑があり、尾には黒い横縞がある。単独...