りん‐ぼく【橉木】
バラ科の常緑小高木。暖地の林内に自生。樹皮は桜に似る。葉は長楕円形で主脈が太く、縁が波打つが、若木では鋭いぎざぎざがある。秋、白い小花を穂状につけ、長い雄しべが目立つ。翌年5月ごろに黒い実を結ぶ...
るいよう‐しょうま【類葉升麻】
キンポウゲ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約60センチ。葉は長い柄のある複葉で、サラシナショウマに似る。6月ごろ、白い小花を総状につけ、丸く黒い実ができる。
ルドビコ‐イル‐モーロ‐きゅうでん【ルドビコイルモーロ宮殿】
《Palazzo di Ludovico il Moro》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市フェラーラにある宮殿の通称。正式名称はコスタビリ宮殿。15世紀末、色が黒いために「イルモーロ(...
ル‐ピュイ【Le Puy-en-Velay】
フランス中南部、オート‐ロアール県の都市。同県の県都。正式名称はルピュイアンブレー。マッシフサントラル(中央高地)のピュイ盆地に位置する。「黒い聖母像」があるノートルダム‐デュ‐ピュイ大聖堂はサ...
れい【黎】
[人名用漢字] [音]レイ(漢) 1 青黒い色。暗い。「黎明」 2 もろもろの人。「黎元・黎首・黎庶・黎民」 [名のり]たみ
レーロス【Røros】
《「ローロス」とも》ノルウェー中部にある旧鉱山都市。オスロの北約300キロメートル、標高600メートルを超える高原に位置する。17世紀に鉱山開発がはじまり、銅鉱石と黄鉄鉱を産出。1977年に閉山...
ロカマドゥール【Rocamadour】
フランス中南部、オクシタニー地方ロート県、アルズー川の渓谷の急峻(きゅうしゅん)な斜面にある村。聖アマドゥールが隠遁(いんとん)した地とされる。聖アマドゥールの遺骸を納めた地下礼拝堂とサンソブー...
ロスアンヘレス‐だいせいどう【ロスアンヘレス大聖堂】
《Basílica de Nuestra Señora de los Ángeles》コスタリカ中央部の都市カルタゴにある大聖堂。2度の大地震によって倒壊し、1926年に現在見られるビザンチン様...
わかけほんせい‐いんこ【輪掛本青鸚哥】
インコ科の鳥。全長約40センチで尾が長い。全身緑色で、雄は首に輪のような黒い帯がある。野性種は南アジアなどに分布するが、ペットとして飼われていたものが世界各地で野生化している。
わがこをくうサトゥルヌス【我が子を食うサトゥルヌス】
《原題、(スペイン)Saturno devorando a su hijo》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。縦144センチ、横81センチ。ローマ神話の農耕の神サトゥルヌスが、将来、自らの子に殺される...