やんばる‐てながこがね【山原手長金亀子】
コガネムシ科の昆虫。日本産コガネムシ類では最大で、体長6センチくらい。雄の前脚が非常に長い。前胸部は銅緑色、前翅(まえばね)は黒色で黄褐色紋がある。沖縄本島北部の山地の樹林にすみ、特産種。昭和5...
ゆず‐ぼう【柚坊】
アゲハチョウ・カラスアゲハ・クロアゲハなどの幼虫。ユズ・カラタチなどの葉を食べて育ち、初め黒色で、成長すると緑色になり、触れると頭の後ろから黄色や朱色の肉角を出す。
らくだ‐むし【駱駝虫】
脈翅(みゃくし)目ラクダムシ科の昆虫。体長約1センチ。黒色の地に黄色の紋がある。頭部は長く角ばり、単眼はない。翅(はね)は透明。胸部の節が丸くくびれ、ラクダの背に似る。春から夏に松林にみられ、幼...
ラーテル【ratel】
イタチ科の哺乳類。体長60〜80センチ。体毛は黒色で、頭頂部から背面にかけては灰白色。皮膚がきわめて厚く、鋭い歯や爪をもつ。アフリカ・インドに生息。ミツバチの蜜を好み、ミツオシエの一種とは共生関...
りゅうか‐ぎん【硫化銀】
銀の硫化物。黒色の粉末。天然には輝銀鉱として産出。銀器の表面が黒変するのは、これが生ずることによる。化学式Ag2S
りゅうか‐すいぎん【硫化水銀】
水銀の硫化物。 1 硫化水銀(Ⅰ)。不安定で、常温の水溶液中でただちに分解し、硫化水銀(Ⅱ)と水銀とになる。化学式Hg2S 2 硫化水銀(Ⅱ)。黒色または赤色の固体。天然には辰砂(しんしゃ)とし...
りゅうか‐てつ【硫化鉄】
鉄の硫化物。 1 硫化鉄(Ⅱ)。灰黒色または淡褐色の結晶。希酸に溶けて硫化水素を発生する。天然には磁硫鉄鉱として産する。化学式FeS 2 硫化鉄(Ⅲ)。黒色の粉末。天然には銅との複塩をなす黄銅鉱...
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅(Ⅱ)。黒色の粉末または結晶。天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する。化学式CuS
りょく‐とう【緑豆】
マメ科の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。緑黄色の蝶形の花をつけ、長さ5〜10センチのさやができ、中に緑色か灰黒色の豆が10粒ほどある。豆をあん・もやしなどを作るのに用い、粉ははるさめの原料に...
り‐りょう【驪竜】
黒色の竜。りりゅう。