ごいし‐かいがん【碁石海岸】
岩手県南東部、陸中海岸の南部にある海岸。大船渡(おおふなと)湾に突出した末崎(まつさき)半島の南東にある、海食による断崖で知られる。国の名勝・天然記念物に指定されている。地名の由来は黒い碁石状の...
ごいし‐しじみ【碁石小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の表面は黒褐色、裏面は白地に黒色の斑紋が散在する。笹につくアブラムシの分泌する甘い汁を吸う。
ごきぶり【蜚蠊】
《「ごきかぶり(御器噛)」の音変化》ゴキブリ目の昆虫の総称。茶褐色や黒褐色の体色のものが多く、油を塗ったようなつやがある。体は扁平で、前胸が大きい。口は、かむ型。翅(はね)に原始的な特徴がある。...
ご‐さい【五彩】
1 青・黄・赤・白・黒の五つの色。また、多種の色。五色(ごしき)。 2 中国宋代(金代)を起源とし、元代に完成した上絵付け、およびその陶磁器。白磁または白釉陶(はくゆうとう)に赤・青・黄・緑・紫...
ご‐しき【五色】
1 5種の色。特に、青・黄・赤・白・黒をいう。また、種々の色。五彩。ごしょく。 2 多種多様。いろいろ。「五体には—の汗が流るる」〈浄・日本武尊〉
ごしき‐だい【五色台】
香川県中央北部にある、瀬戸内海の備讃(びさん)瀬戸に臨む台地。高松市・坂出(さかいで)市の境に位置し、南北約10キロメートル、東西約8キロメートル。ほぼ平坦な卓状地となっており、最高峰は猪尻(い...
ごしき‐の‐いと【五色の糸】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした糸。念仏者が臨終のときに阿弥陀仏の像の手から自分の手に掛け渡した糸。この糸によって極楽浄土に導かれるとされた。
ごしき‐の‐みず【五色の水】
青・黄・赤・白・黒の5種の色をした水。灌仏会(かんぶつえ)に仏の頭上にそそぎかけるもの。
ごしゅでん‐もん【御守殿門】
御守殿の住居の門。黒金具を用いた朱塗りの門で、左右には唐破風(からはふ)造りの番所がある。
ごしゅ‐の‐けずりもの【五種の削り物】
礼式用の料理。青・黄・赤・白・黒の5色に見立て、乾物の魚介5種を削って器に盛ったもの。種類は一定しないが、普通は鮑(あわび)・鰹(かつお)・鯛(たい)・蛸(たこ)・海鼠(なまこ)を用いる。