もく‐もく【黙黙】
[ト・タル][文][形動タリ]だまって一つの事をしつづけるさま。「—と筆を走らせる」
もく‐やく【黙約】
当事者の間で暗黙のうちに取り決めた約束。「事前の—が存在する」
もく‐れい【黙礼】
[名](スル)黙って礼をすること。
もだ【黙】
1 黙っていること。「大海(おほみ)よろこびて自ら—ある事能はずして」〈雄略紀〉 2 何もしないでぼんやりしていること。「—もあらむ時も鳴かなむひぐらしの物思ふ時に鳴きつつもとな」〈万・一九六四〉
もだ・す【黙す】
[動サ五(四)] 1 口をつぐむ。だまる。「—・して語らず」 2 そのままにしてかまわないでおく。無視する。「主命—・し難く、詮方(しかた)なしに彼方へ引返した」〈小杉天外・はやり唄〉 [補説]...
もっ‐か【黙過】
[名](スル)知っていながら黙って見すごすこと。「—しがたい過失」
もっ‐きょ【黙許】
[名](スル)知らないふりをしてそのまま許すこと。黙認。「規律違反を—する」
もっ‐けい【黙契】
[名](スル)無言のうちに合意が成り立つこと。また、その合意。「互に—する処があるらしく」〈荷風・つゆのあとさき〉
もっ‐こう【黙考】
[名](スル)黙って考えること。「目をとじて—する」「沈思—」