もくい【黙移】
相馬黒光による自伝的小説。昭和9年(1934)「婦人之友」誌に連載したものに、加筆・増補して昭和11年(1936)に刊行。女学校時代の思い出、「文学界」同人たちの回想、自身の結婚、新宿中村屋の創...
もく‐げき【黙劇】
せりふを用いず、身ぶり・表情だけで演じる劇。無言劇。パントマイム。
もく‐さつ【黙殺】
[名](スル)無視して取り合わないこと。「提案を—する」
もく‐ざ【黙座/黙坐】
[名](スル)だまったまますわっていること。「林に入り、—す」〈独歩・武蔵野〉
もく‐し【黙思】
[名](スル)だまって思いにふけること。黙考。「野外を歩き歩き—していた」〈蘆花・思出の記〉
もく‐し【黙止】
[名](スル)黙ったままでいること。「其次を言わんとして忽ち—し」〈織田訳・花柳春話〉
もく‐し【黙示】
[名](スル)《「もくじ」とも》 1 暗黙のうちに意思や考えを表すこと。「—の意思表示」 2 隠された真理を示すこと。特に、キリスト教で、神が人意を越えた真理や神意などを示すこと。啓示。 [補説...
もくし【黙示】
日本の文芸同人誌。辻亮一、八木義徳らが、早稲田大学在学中の昭和9年(1934)に創刊。同人には他に多田裕計、中村八朗など。
もく‐し【黙視】
[名](スル)だまって見ていること。関係せずに見守ること。「惨状を—するに忍びない」
もく‐し【黙識】
[名](スル)「もくしき(黙識)」に同じ。