あお‐ぎす【青鱚】
キス科の海水魚。全長約40センチ。体色は青みを帯びる。釣りの対象として好まれたが、東京湾・伊勢湾などでは絶滅したとみられる。やぎす。
あお‐ぎた【青北】
西日本で8月から9月ごろにかけて、晴天の日に吹く北寄りの涼しい風。あおげたならい。《季 秋》「—や目のさまよへば巌ばかり/稚魚」
あおぎ‐た・てる【扇ぎ立てる/煽ぎ立てる】
[動タ下一][文]あふぎた・つ[タ下二] 1 盛んに風を起こす。むやみにあおぐ。「炭火を—・てる」 2 扇動する。たきつける。「好奇心を—・てる」
あお‐ぎっぷ【青切符】
《薄青色をしているところから。「あおきっぷ」とも》 1 もと、国鉄の二等乗車券。 2 ⇒交通反則切符
あお‐きなこ【青黄な粉】
《「あおぎなこ」とも》青大豆をいって粉末にした食品。
あおぎ・みる【仰ぎ見る】
[動マ上一][文][マ上一] 1 上方に目を向けて見る。見上げる。「時計台を—・みる」 2 尊敬する。敬う。「師と—・みる」
あお‐ぎり【青桐】
アオイ科の落葉高木。樹皮は緑色。葉は大形で手のひら状に三〜五つに裂け、柄は長い。夏に、淡黄色の雄花と雌花がまじって咲き、果実は、種子のついた舟形のさやが放射状につく。庭木・街路樹とし、材は楽器・...
あおぎり【青桐】
木崎さと子の短編小説。昭和59年(1984)発表。同年、第92回芥川賞受賞。