あきら・める【諦める】
[動マ下一][文]あきら・む[マ下二]もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。「助からぬものと—・めている」「どしゃ降りで、外出を—・めた」 [用法]あきらめる・おもいきる——「進学をあ...
てい【諦】
[常用漢字] [音]テイ(漢) タイ(呉) [訓]あきらめる 〈テイ〉 1 明らかにする。「諦視」 2 締めくくり。まとめ。「要諦」 3 あきらめる。「諦観・諦念」 〈タイ〉仏教で、悟り。真...
あきらめ【諦め】
あきらめること。断念すること。「—がつく」「—の悪い人」 [補説]書名別項。→あきらめ
より‐か
[連語] 《格助詞「より」+副助詞「か」》比較・選択の標準を表す。よりも。「これ—多い」「スケート—スキーの方がよい」 《格助詞「より」に係助詞「ほか」の付いた「よりほか」の音変化》下に打消...
おもい‐や・む【思ひ止む】
[動マ四]思いとどまる。あきらめる。「身の上になりては、え—・むまじきわざなりけり」〈狭衣・四〉
おもい‐はな・つ【思ひ放つ】
[動タ四]思いをきっぱり捨てる。ふりきる。愛想をつかす。また、あきらめる。「したり顔にて、もとのことを—・ちたらむ気色(けしき)こそ愁はしかるべけれ」〈源・末摘花〉
かく‐ご【覚悟】
[名](スル) 1 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は—のうえだ」「断られるのは—している」 2 仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。 3 き...
おもい‐なが・す【思ひ流す】
[動サ四] 1 次から次へと思い浮かべる。連想する。「この世のほかの事まで—・され」〈源・朝顔〉 2 あきらめる。断念する。「父母の御ためと—・せば悔やみはなし」〈浄・大磯虎〉
がまん‐くらべ【我慢比べ/我慢競べ】
我慢強さを競うこと。どちらかがあきらめるまで、互いに張り合うこと。また、互いに様子見の状態になること。「試合は—の様相を呈してきた」
おもい‐は・つ【思ひ果つ】
[動タ下二] 1 そうだとはっきり判断する。最後に思い当たる。「宮なりけりと—・つるに、乳母(めのと)言はむ方なくあきれてゐたり」〈源・東屋〉 2 思い切る。あきらめる。「(源氏ヲ)つらき方に—...