あり‐すん【有り寸】
木材の実際の寸法。実寸。
ありそ【荒磯】
《「あらいそ」の音変化》荒波の打ち寄せる、岩石の多い海岸。「み立たしの島の—を今見れば生ひざりし草生ひにけるかも」〈万・一八一〉
ありそ‐うみ【荒磯海】
岩石が露出し波の荒い海辺。ありそみ。「—の浜の真砂(まさご)と頼めしは忘るることの数にぞありける」〈古今・恋五〉
ありそうみ【有磯海】
富山県高岡市伏木から氷見(ひみ)市までの海岸の古称。また、富山湾のこと。
ありそ‐なみ【荒磯波】
[名]「あらいそなみ」に同じ。 [枕]同音の繰り返しで「あ(有・在)り」にかかる。「—ありても見むと」〈万・三二五三〉
アリゾナ【Arizona】
米国南西部の州。州都フェニックス。山と砂漠が多く、銅などを産出。グランドキャニオン国立公園がある。メキシコ領を経て、1912年、48番目の州となる。→アメリカ合衆国[補説]
アリゾナ‐きねんかん【アリゾナ記念館】
《USS Arizona Memorial》米国ハワイ州、オアフ島のパールハーバーにある記念館。1941年の真珠湾攻撃で撃沈された戦艦アリゾナの、乗組員の慰霊を目的として、沈没した艦の真上に建設。
ありた【有田】
佐賀県中西部、西松浦郡の地名。有田焼の産地。
あり‐たけ【有り丈】
《「ありだけ」とも》 [名]「ありったけ」に同じ。「—の懐中物を帯の間から取出して見ると」〈有島・或る女〉 [副]「ありったけ」に同じ。「白い髯を—生やしているから年寄と云う事だけは別(...
あり‐たけ【蟻茸】
1 担子菌類のキノコ。ブラジルの森林内に自生。傘は白色で黒紫色の鱗片(りんぺん)がある。ハキリアリが巣で培養して食料にするといわれる。 2 子嚢菌(しのうきん)類のキノコ。アリに寄生して、その死...