つっ‐くる・める【突っ括める/突っ含める】
[動マ下一][文]つっくる・む[マ下二]いろいろな要素を一緒にする。ひっくるめる。「いいところも悪いところも、—・めて好きにならなくっちあ」〈里見弴・多情仏心〉
つつ
[接助]動詞・動詞型助動詞の連用形に付く。 1 二つの動作・作用が同時に並行して行われることを表す。それぞれが…して。…ながら。「諸事情を考慮し—計画を立てる」「大声で叫び—走りだす」「日しきり...
つつみ‐いい【包み飯】
強飯(こわいい)を握り、卵形にして木の葉などで包んだもの。平安時代には、地位の低い者の弁当などに用いた。
つづら‐ふじ【葛藤】
ツヅラフジ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、蔓で他に巻きつく。葉は広卵形または円形で柄が長く、互生。雌雄異株で、夏、淡緑色の花をつける。蔓はかごを編む材料となり、根や茎は漢方で漢防已(か...
つぼ・い
[形][文]つぼ・し[ク]《中世・近世語》 1 入口などがすぼまっている。「眼ワ—・ウ、シカモ出テ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 かわいい。かわいらしい。「うち見には恐ろしげなれど、馴れて...
つら【面/頰】
1 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの—下げて来た」「ちょっと—を貸せ」 2 物の表面。「上(うわ)っ—」 3 ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の—...
面(つら)あ見(み)ろ
憎らしく思っている人に災いが及んだのをみて、いい気味だとあざける言葉。ざまあ見ろ。
つりがね‐にんじん【釣鐘人参】
キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ60〜90センチ。根は白く太い。葉は輪生し、長楕円形。秋、青紫色の釣鐘形の花を輪生する。根を漢方で沙参(しゃじん)といい去痰(きょたん)剤とする。とときにんじ...
つる‐どくだみ【蔓蕺】
タデ科の蔓性の多年草。茎は他に巻きつき、葉はドクダミに似る。秋、白い小花を円錐状につける。中国の原産。塊根を漢方で何首烏(かしゅう)といい強壮薬にする。
て
《助詞「って」が「ん」で終わる語に付く場合に用いられる》 [格助]「って
」に同じ。「今、なん—言った」「人間—ものは偉大な物だ」
[係助]「って
」に同じ。「山田さん—いい人ね」「それはい...