わみょうるいじゅしょう【和名類聚抄/倭名類聚鈔】
平安中期の漢和辞書。10巻本と20巻本とがある。源順(みなもとのしたごう)著。承平4年(934)ごろ成立。漢語を意義分類し、出典を記して意味と解説を付し、字音と和訓を示す。和名抄。倭名鈔。わみょ...
わたつみ‐じんじゃ【海神社】
神戸市垂水(たるみ)区にある神社。祭神は底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)・中津綿津見神・上津綿津見神の3柱の海神。瀬戸内海の舟運守護神として崇敬される。かいじんじゃ。
わくせい‐たんさき【惑星探査機】
太陽系の惑星を探査する無人の観測機。米国のマリナー・パイオニア・ボイジャー、ロシアのフォボス・ベネラ・ベガなどがある。 [補説]NASAの金星探査機マゼランは1989年5月、木星探査機ガリレオは...
わじしょうらんしょう【和字正濫鈔】
江戸前期の語学書。5巻。契沖著。元禄8年(1695)刊。「倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)」以前の文献の仮名遣いを基準とし、仮名の正しい用法を示したもの。
レガレイラ‐きゅうでん【レガレイラ宮殿】
《Palácio e Quinta da Regaleira》ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿。19世紀に富豪アントニオ=モンテイロがポルト出身のレガレイラ男爵から館と荘園を買い取り、2...
れいじょうジュリー【令嬢ジュリー】
《原題、(スウェーデン)Fröken Julie》ストリンドベリの戯曲。一幕。1888年作。伯爵令嬢ジュリーと召使いジャンとの関係を描き、男女の相克、階級的対立などの問題を浮き彫りにした自然主義...
りっ‐しゅう【律宗】
仏教の宗派の一。戒律を守り実行することを教義とする。中国の道宣が広め、日本へは天平勝宝6年(754)に唐僧鑑真(がんじん)が伝えた。南都六宗の一。本山は唐招提寺(とうしょうだいじ)。戒律宗。
りょう‐じょ【両序】
禅寺で、東序と西序(せいじょ)のこと。両班。
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。その思想的萌芽(ほうが)は行基・最澄・空海にみられ、神祇(じんぎ)に菩薩(ぼさつ)...
りゅうさん‐アルミニウム【硫酸アルミニウム】
アルミニウムの硫酸塩。一八水和物が普通で、無色の針状結晶。熱すると、水を失い、無水塩となる。水に溶ける。皮なめし剤・媒染剤や、水の浄化の沈殿剤、製紙用サイジング剤などに使用。化学式Al2(SO4)3