なんだ
[助動][なんだら|なんで(なんだり)|なんだ|なんだ(なんだる)|なんだれ|○]動詞型活用語の未然形に付く。過去の打消しの意を表す。なかった。「売薬の外は誰にも逢わなんだことは」〈鏡花・高野聖...
なべしま‐だんつう【鍋島緞通】
佐賀県で織られていた綿の緞通。江戸中期ごろ、中国の緞通の技法にならって創製。鍋島氏の佐賀藩が生産を奨励していたところからの名称。
なん‐ちょう【南朝】
中国の南北朝時代、江南に拠って建国した漢民族の王朝。420年建国の宋に始まり、斉・梁・陳の四王朝が、589年隋の統一まで続いた。三国の呉と東晋を加えて六朝(りくちょう)ともいう。 日本で、延...
ナブッコ【Nabucco】
ベルディのイタリア語によるオペラ。全4幕。1842年スカラ座で初演。台本はソレーラ。ナブッコとはネブカドネザル二世をさし、旧約聖書を題材とした戯曲「ナブコドノゾル」に基づく。第3幕の合唱「行け、...
ナポリ‐おうこく【ナポリ王国】
13世紀からイタリア半島南部にあった王国。1435年シチリア王国と合体。1713年以来オーストリア・スペイン・フランスの支配下におかれた。1815年再びシチリア王国と合体し、1860年ガリバルデ...
とん‐きょ【頓狂】
[名・形動]「とんきょう(頓狂)」に同じ。「—な事をしていたのに気が付いた」〈有島・或る女〉
なみ・する【無みする/蔑する】
[動サ変][文]なみ・す[サ変]《形容詞「な(無)い」の語幹に接尾語「み」の付いた「なみ」に、動詞「する」の付いたものから》そのものの存在を無視する。ないがしろにする。あなどる。「正義を—・し、...
なま【生】
[名・形動] 1 食物などを煮たり焼いたりしていないこと。加熱・殺菌などの処理をしていないこと。また、そのさま。「魚を—で食う」「しぼりたての—の牛乳」 2 作為がなく、ありのままであること。...
なま‐はるまき【生春巻(き)】
ベトナム料理の一。エビや肉、生野菜などをライスペーパーで巻いた料理。名称は、油で揚げたり焼いたりしないことから。ゴイクーン。
なかむらくらのすけぞう【中村内蔵助像】
江戸中期の画家、尾形光琳が描いた肖像画。自身の後援者であった中村内蔵助を描いたもので、光琳による唯一の肖像画として知られる。国指定重要文化財。大和文華館蔵。