いち‐ま【市松】
《「いちまつ」の音変化》「市松(いちまつ)人形」の略。
いち‐まい【一枚】
1 紙・板・貨幣など、平たく薄いものひとつ。→枚 2 田の一区画。 3 《役者の看板は一人1枚に書くところから》ある役割を引き受ける一人。「若手を—加える」 4 (多く「一枚上」の形で、副詞的に...
いちまい‐いわ【一枚岩】
1枚の板のように平らで大きな岩。また、そのように、組織などがしっかりとまとまっていることのたとえ。「—の結束を誇る」
一枚上(いちまいうえ)
⇒一枚4
いちまい‐え【一枚絵】
1枚の紙に刷られた浮世絵。版本の挿絵に対していう。
いちまい‐おち【一枚落ち】
将棋で、上手(うわて)が、飛車・角行のいずれかをはずして対局すること。片駒(かたこま)。→駒落ち
一枚(いちまい)噛(か)・む
一つの役をになって、ある事柄に参加する。参画する。一枚加わる。「その計画には当初から—・んでいる」
いちまい‐かわ【一枚かわ】
《「かわ」は姉女房の意》夫より一つ年上の女房。夫婦仲がよいとされる。
いちまい‐かんばん【一枚看板】
《4が原義》 1 その団体の大立て者。また、大ぜいのなかの中心人物。「劇団の—」 2 人に誇ることができる、ただ一つのもの。「纔(わず)かに実直という点を—にして」〈里見弴・今年竹〉 3 その着...
いちまい‐きしょうもん【一枚起請文】
1 紙1枚に書いた起請文。 2 法然が建暦2年(1212)臨終の際、門弟の源智の求めに応じて浄土往生の要義を和文で1枚の紙に書き、遺戒としたもの。浄土宗で朝夕読誦(どくじゅ)する。一枚起請。一枚...