はな‐たで【花蓼】
タデ科の一年草。山野に生え、高さ約50センチ。細長い葉が互生する。9、10月ごろ、イヌタデに似た淡紅色の花をつける。やぶたで。《季 秋》「—の鴨の足跡よりも濃し/波郷」
ポリゴナム【polygonum】
タデ科イヌタデ属の植物。特に、ヒメツルソバのこと。
のぼりべつ【登別】
北海道南西部の太平洋に面する市。登別温泉・カルルス温泉などがあり、保養地。化学・食品工業や窯業が盛ん。人口5.2万(2010)。 [補説]アイヌ語「ヌプル‐ペッ」(色の濃い川)から。
のさっぷ‐みさき【納沙布岬】
北海道東部、根室半島先端の岬。北海道の最東端にある。のしゃっぷみさき。野寒布(のしゃっぷ)岬とは別。 [補説]アイヌ語「ノッ‐サム」(岬のほとり)という集落の名から。
のしゃっぷ‐みさき【野寒布岬】
北海道北端部にある岬。東にある宗谷岬とともに宗谷海峡に面する。海岸段丘が発達し、先端に灯台がある。のさっぷみさき。納沙布(のさっぷ)岬とは別。 [補説]名は、アイヌ語「ノシャップ(下あご)」、「...
ネフスキー【Nikolay Aleksandrovich Nevskiy】
[1892〜1945]ソ連の東洋学者。日本へ留学し、柳田国男や折口信夫などと親交を結ぶかたわら、東北・沖縄の民族、アイヌ語、宮古島方言、西夏語などの研究に成果をあげた。帰国後の1937年、粛清に...
のら‐いぬ【野良犬】
飼い主のいない犬。宿なし犬。やけん。のいぬ。 [補説]「野良犬」は飼い主がなく、人家の周りをうろついて残飯などを食って生きる犬。一方「野犬(やけん)」は人から離れて山野に住み着き、鳥獣を捕食する...
にほん‐けん【日本犬】
日本で古くから飼われてきた犬。口先がとがり、耳はとがって直立し、尾は上に巻き上がっている。主に猟犬として改良され、大形の秋田犬、中形の紀州犬・甲斐犬、小形の柴犬などがある。にほんいぬ。
ヌーク【Nuuk】
デンマーク領グリーンランドの首都。旧称ゴートホープ。グリーンランド南西岸に位置する。紀元前よりイヌイットが居住し、18世紀にデンマーク‐ノルウェー連合の宣教師が植民地を建設。1979年に自治政府...
のみ【蚤】
ノミ目の昆虫の総称。微小で、雌は雄より大きい。体は左右に扁平。翅(はね)をもたず、後ろ脚は発達し、よく跳躍する。口は管状で、哺乳類のほか鳥類に寄生して吸血し、伝染病を媒介するものもある。ヒトノミ...