いま‐いり【今入り】
新入り。新顔。「—の小男、牢屋の作法にまかせ胴をうたす」〈浮・一代男・四〉
いま‐うらしま【今浦島】
(浦島太郎の物語のように)長年の間離れていたところに戻って、あまりの変わり方に呆然(ぼうぜん)とすること。また、その人。
い‐まえ【居前】
茶の湯で、茶を点(た)てるときの正しい座り位置。
いま‐おり【今織り】
《今風の織物の意》江戸時代、京都西陣で織っていた金襴(きんらん)の一。「帯は—の短きを無理にうしろに結び」〈浮・一代男・三〉
今(いま)か今(いま)か
事が実現するのを待ち望むさま。「吉報を—と待ちわびる」
いまかがみ【今鏡】
平安末期の歴史物語。10巻。作者未詳。嘉応2年(1170)あるいはそれ以降に成立。大鏡のあとをうけ、後一条天皇の万寿2年(1025)から高倉天皇の嘉応2年までの歴史を紀伝体に記す。四鏡の一。小鏡...
いま‐かの【今カノ】
《「今の彼女」の意》現在、その男性の恋人である女性をいう。現カノ。→前カノ →元カノ →今彼
いま‐かれ【今彼/今カレ】
《「今の彼氏」の意》現在、その女性の恋人である男性をいう。現彼。→前彼 →元彼 →今カノ
今(いま)が今(いま)
ちょうど今。たった今。また、今すぐ。「—帰ったばかりだ」「—どうなるということもあるまい」
いま‐がた【今方】
たった今。ついさっき。今し方。「いつまでたっても、—引越して来たばかりだという体裁である」〈荷風・つゆのあとさき〉