むす・ぶ【結ぶ】
[動バ五(四)] 1 ひもなど、細長いものを組んでつなぐ。また、結び目をつくる。「髪を—・ぶ」「包帯を—・ぶ」 2 手の指をからませるなどして形をつくる。 ㋐(ふつう「掬ぶ」と書く)手のひらを組...
むぶんぱいがた‐とうししんたく【無分配型投資信託】
投資信託で、収益分配金を定期的には受け取らないもの。運用期間中は投資家へ収益が分配されず、償還(満期時)または途中換金したときにまとめて分配される。保有期間中、分配金に税金がかからないため、効率...
むせい‐ぶつ【無生物】
石や水などのように、生命がなく生活機能をもたないもの。→生物
むし‐ぶすま【蒸し衾】
蒸すように暖かくて柔らかい夜具。一説に、「むし」は蚕の意で絹の夜具とも、また、苧麻(からむし)の繊維の布で作った夜具のことともいう。「—なごやが下に臥せれども妹(いも)とし寝ねば肌し寒しも」〈万...
紫(むらさき)の朱(あけ)を奪(うば)う
《「論語」陽貨から》古代正色とされていた朱にかわり、孔子のころには間色である紫が好まれるようになったところから、まがいものが本物にとってかわり、その地位を奪うことのたとえ。また、似て非なるものの...
むぐら‐ふ【葎生】
葎が生い茂っていること。また、その所。「いかならむ時にか妹(いも)を—の汚なきやどに入れいませてむ」〈万・七五九〉
むけい‐ぶんかざい【無形文化財】
演劇・音楽・工芸技術その他の日本の無形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの。そのうち特に重要なものを文部科学大臣が重要無形文化財として指定し、併せてその保持者または保持団体を認定する...
むくり‐こくり【蒙古高句麗】
《蒙古来襲(元寇(げんこう))のとき、「蒙古(むくり)・高句麗(こくり)の鬼が来る」と言って恐れ、泣く子を黙らせるのに用いたところから》 1 鬼。また、恐ろしいもののたとえ。「娘を持ったお方は御...
むさし‐あぶみ【武蔵鐙】
1 サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしている。 2 武蔵国で作られた鐙。鋂(くさり)を...
むし‐の‐くちやき【虫の口焼(き)】
節分行事の一。夕刻に、イワシの頭、髪の毛、ネギなど臭気の強いものを焼きながら、害虫駆除の唱え言をする。