いれ‐もじ【入れ文字】
和歌の中に特定の文字を隠して詠み入れること。例えば「うつせみ」を詠み込んだ「波のうつ瀬見れば玉ぞ乱れける拾はば袖にはかなからむや」〈古今・物名〉の類。
いれ‐もとゆい【入れ元結】
普通の元結を締めた上に、さらに飾りとして結んでいた子供用の元結。大元結。化粧元結。絵元結。
いれ‐もの【入れ物/容れ物】
1 物を入れる器物。容器。うつわ。 2 棺(ひつぎ)をいう忌み詞。
い・れる【入れる/容れる】
[動ラ下一][文]い・る[ラ下二] 1 外側にあるものを、ある範囲内、内側の場所に移す。 ㋐外から中に移し置く。また、はいらせる。「冷蔵庫に—・れる」「部屋に風を—・れる」 ㋑支払うべきものを納...
い・れる【煎れる/炒れる/熬れる】
[動ラ下一] 1 いられている。いりあがる。「豆が—・れる」 2 いらいらする。じれる。「傍ではらはらするほど、気が—・れて話がこじくれて来た」〈秋声・足迹〉
いれ‐わた【入れ綿】
布団などに綿を入れること。また、その綿。