いん‐しん【殷賑】
[名・形動]活気があってにぎやかなこと。また、そのさま。繁華。「歳末の市場は—を極める」「駅の中に—な商店街があって」〈百閒・特別阿房列車〉
いん‐しん【陰唇】
女性の外部生殖器の一部。膣(ちつ)と尿道を囲む皮膚のひだ。外側の大陰唇と内側の小陰唇とがある。
いん‐しん【陰森】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 樹木が生い茂って暗いさま。「—として、日を蔽う森の梢を仰ぎ見て」〈魯庵・社会百面相〉 2 薄暗くてもの寂しいさま。「さらぬだに—たる夜色は益す冥(くら)く」〈...
いんしん‐ふつう【音信不通】
「おんしんふつう」に同じ。「僅の行違から—の間になつて」〈紅葉・金色夜叉〉
いんしん‐もの【音信物】
贈り物。進物。「人に無心いふ前には、念比(ねんごろ)にしかけ、又は—をつかひ」〈浮・文反古・四〉