うた‐がたり【歌語り】
和歌についての話。歌にまつわる物語。うたものがたり。「又すきずきしき—なども」〈源・賢木〉
うた‐がっせん【歌合戦】
二組に分かれ、歌のうまさを競い合うこと。→紅白歌合戦
うた‐がま・し【歌がまし】
[形シク]ひとかどの歌らしい。「さすがに—・しう、われはと思へるさまに最初(さいそ)によみ侍らむ」〈枕・九九〉
うた‐がら【歌柄】
和歌の品格や風格。
うた‐ガルタ【歌ガルタ】
小倉百人一首などの和歌を利用したカルタ。読み札には1首の全句を、取り札には下の句のみを記してあり、読み札に一致する取り札を取り合い、その数の多少を競う。《季 新年》
うたがわ【歌川】
姓氏の一。 [補説]「歌川」姓の人物歌川国貞(うたがわくにさだ)歌川国芳(うたがわくによし)歌川豊国(うたがわとよくに)歌川豊春(うたがわとよはる)歌川豊広(うたがわとよひろ)歌川広重(うたがわ...
うたがわし・い【疑わしい】
[形][文]うたがは・し[シク] 1 真実かどうか疑いたくなるようすである。信用できない。「—・い説」 2 はたしてそうなるかどうか不確かである。「目標達成は—・い」 3 普通でない。怪しい。不...
疑(うたが)わしきは罰(ばっ)せず
刑事訴訟で、犯罪事実がはっきりと証明されないときは、被告人の利益になるように決定すべきであるという原則。疑わしきは被告人の利益に。
疑(うたが)わしきは被告人(ひこくにん)の利益(りえき)に
「疑わしきは罰せず」に同じ。
うたがわ‐は【歌川派】
江戸後期の浮世絵の一派。浮世絵に洋画の遠近法を取り入れた歌川豊春を祖とし、役者絵の国貞、武者絵の国芳、風景画の広重が出た。