うたた‐ね【転寝】
[名](スル)眠るつもりもないまま、うとうとと眠ること。仮寝。「テレビを見ながら—する」
うつ‐うつ
[副]半ば眠り、半ば目覚めているさま。夢うつつのさま。うとうと。うつらうつら。「また—となって来ると、このまま気が遠くなって死んでしまうのかも知れない」〈大仏・帰郷〉
うとうと‐し・い【疎疎しい】
[形][文]うとうと・し[シク]親しみや関心をもっていない。よそよそしい。「何時しか隣家の娘とは—・くなッた」〈二葉亭・浮雲〉 [派生]うとうとしさ[名]
おろ‐ねぶ・る【疎眠る】
[動ラ四]軽く目をつぶる。うとうと眠る。「足をうちひろげて、—・りたるを」〈宇治拾遺・一〉
きこえ‐かわ・す【聞こえ交はす】
[動サ四]「言い交わす」の謙譲語。お話を申し上げたりうかがったりする。便りを差し上げたりいただいたりする。「いまは、いづかたも疎疎(うとうと)しからず、—・し給へど」〈狭衣・三〉
けい‐みん【傾眠】
意識がなくなっていく第一段階で、うとうとしていて睡眠に陥りやすい状態。
ざん‐む【残夢】
明け方に、うとうとと見ている夢。目が覚めてもなお夢心地でいること。
スヌーズレン【(オランダ)snoezelen】
《オランダ語のsnuffelen(スヌッフレン、「くんくんとにおいをかぐ」の意)とdoezelen(ドゥースレン、「うとうとと居眠りをする」の意)を合わせた語》五感を適度に心地よく刺激する仕掛け...
そえ‐ぢ【添(え)乳】
[名](スル)乳児に添い寝して乳を飲ませること。添い乳(ちち)。「—したままうとうとする」
とろ‐め・く【蕩めく】
[動カ四] 1 眠けを催して、とろとろする。うとうとする。「かく—・きて寝(い)をのみ寝給ふは」〈今昔・四・三一〉 2 うっとりする。恍惚(こうこつ)となる。「扇の蔭で目を—・かす」〈閑吟集〉