い‐こう【衣桁】
室内で衣類などを掛けておく道具。木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもの。衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものとがある。衣架(いか)。御衣(みぞ)懸け。衣紋掛け。
い‐じょうふ【偉丈夫】
《「いじょうぶ」とも》からだが大きくてたくましい男。また、人格のすぐれている男。大丈夫(だいじょうふ)。
おおし【凡】
[副]おおよそ。総じて。「—垣下(かいもと)あるじ、甚だ非常(ひざう)に侍りたうぶ」〈源・少女〉
き‐むすこ【生息子】
うぶな息子。まだ女性との性体験のない若者。童貞。「児島は—である。彼の性欲的生活は零である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
からもの‐や【唐物屋】
1 中国からの輸入品を売買していた店や商人。とうぶつや。「江戸市中の—は外国品を売買して」〈福沢・福翁自伝〉 2 古道具屋。
から‐もの【唐物】
1 中国、およびその他の外国から輸入された品物。舶来品。とうぶつ。「—茶器」 2 古道具。
かり‐や【仮屋】
1 仮に作った粗末な小屋。仮小屋。 2 祭礼のときの御旅所(おたびしょ)。 3 昔、出産時に妊婦がこもった家屋。産屋(うぶや)。また、女性が月経時にこもった小屋。他屋(たや)。
かも‐がみ【加茂紙】
新潟県加茂市付近から産する紙。糊(のり)を加えないので、じょうぶなことで有名。
から‐じし【唐獅子】
《「から」は外国風の意。「からしし」とも》 1 獅子を猪(いのしし)・鹿(しし)と区別した呼び名。 2 獅子を美術的に装飾化・図案化したもの。特に、桃山時代から盛んになった。屏風(びょうぶ)・衝...
かもい‐した【鴨居下】
高さが5尺6寸5分(約1.7メートル)の屏風(びょうぶ)。