うめ【梅】
《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》 1 バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強...
うめ‐あわ・す【埋め合(わ)す】
[動サ五(四)]「うめあわせる」に同じ。「不足分を—・す」 [動サ下二]「うめあわせる」の文語形。
うめ‐あわせ【埋め合(わ)せ】
[名](スル)埋め合わせること。おぎない。「約束を破った—をする」
うめ‐あわ・せる【埋め合(わ)せる】
[動サ下一][文]うめあは・す[サ下二]損失や不足を他のもので償う。補う。うめあわす。「赤字を借入金で—・せる」「忘れた結婚記念日を—・せる算段をする」
ウメイドバワン‐きゅうでん【ウメイドバワン宮殿】
《Umaid Bhawan Palace》インド北西部、ラジャスタン州の都市ジョドプルにある宮殿。市街東郊の丘の上に位置する。1929年から1943年にかけて、藩王ウメイド=シンにより建造。英国...
うめ‐うつぎ【梅空木】
アジサイ科の落葉低木。本州中部の山地にまれにみられ、高さ約1メートル。枝はまばらに出る。葉はやや細長い卵形で先がとがる。初夏、白色の花を下向きに開く。
ウーメオ【Umeå】
スウェーデン北東部の都市。ボスニア湾に注ぐウーメ川河口部に位置し、港をもつ。17世紀、グスタフ2世アドルフによって建設。19世紀末の大火で大きな被害を受け、防火のために大量に白樺が植林され、「白...
うめおうまる【梅王丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の登場人物。菅原道真に仕える舎人(とねり)で、松王丸・桜丸の兄。
うめ‐が‐え【梅が枝】
梅のえだ。《季 春》「—をはづれて寒き入日かな/蓼太」 [補説]作品名別項。→梅枝
うめがえ【梅枝】
源氏物語第32巻の巻名。光源氏39歳。明石の姫君(明石の中宮)の裳着(もぎ)と入内(じゅだい)の準備などを描く。 謡曲。四番目物。世阿弥作。管弦の役争いで討たれた楽人富士の妻の霊が、津の国住...