シベリア‐てつどう【シベリア鉄道】
ウラル地方のチェリャビンスクに発し、シベリア南部を東西に横断してウラジオストクに至る世界最長(全長7416キロ)の鉄道。1916年全通。現在では、その他の路線も含めたモスクワとウラジオストクとを...
ジェーシーオー‐りんかいじこ【JCO臨界事故】
平成11年(1999)、茨城県那珂郡東海村にある核燃料加工会社JCO東海事業所で発生した原子力事故。高速増殖炉の実験炉に使用するウラン燃料を製造する際、作業時間を短縮するために、定められた工程を...
てんねん‐ウラン【天然ウラン】
ウラン鉱として、天然に産するウラン。ウラン238が主で、核分裂を起こす235を0.7パーセント強含む。
ピッチブレンド【pitchblende】
閃(せん)ウラン鉱のうち、非晶質でピッチ様の塊状のもの。ウラン・ラジウムの重要な鉱石。瀝青(れきせい)ウラン鉱。
せん‐ウランこう【閃ウラン鉱】
酸化ウランを主成分とする鉱物。灰黒色で亜金属光沢がある。等軸晶系。八面体・立方体結晶や塊状・粒状で産出。非晶質のものをピッチブレンド(瀝青(れきせい)ウラン鉱)という。ウランの鉱石。
うらみ‐がまし・い【恨みがましい/怨みがましい】
[形][文]うらみがま・し[シク]いかにも恨んでいるように見える。さもうらめしそうである。「—・い目つき」 [派生]うらみがましさ[名]
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
オクロ‐の‐てんねんげんしろ【オクロの天然原子炉】
《Oklo natural nuclear reactors》ガボン南東部の都市フランスビルの北西約60キロメートルにあるウラン鉱床。鉱床中の放射性同位体の存在比が、通常地球上で見られる値と大き...
ウラン‐のうしゅく【ウラン濃縮】
天然ウラン中のウラン235の割合を人工的に大きくし、核分裂しやすい濃縮ウランを作ること。方法には、ガス拡散法・ガス遠心分離法などがある。
うら【占/卜】
事物に現れる現象や兆候によって神意を問い、事の成り行きや吉凶を予知すること。うらない。うらえ。「武蔵野に占部(うらへ)かた焼きまさでにも告(の)らぬ君が名—に出にけり」〈万・三三七四〉