うる・う【潤ふ】
[動ハ四]「うるおう」に同じ。「天の下富緒川(とみのをがは)の末なればいづれの秋か—・はざるべき」〈栄花・日蔭のかづら〉 [動ハ下二]「うるおす」に同じ。「一提(ひとひさげ)ばかりの水をもて...
うるう‐じかん【閏時間】
平均太陽時(世界時)と、原子時計ではかった国際原子時とのずれを調整するために加えたり引いたりされる1時間。現在使用されている閏秒(うるうびょう)に代わり、1時間にまとまったところで調整しようとい...
うるう‐づき【閏月】
閏にあたる月。陰暦で、12か月のほかに付け加える月。
うるう‐どし【閏年】
閏のある年。太陽暦では、2月を29日とし1年を366日とする年。太陰暦では、閏月のある年。
うるう‐び【閏日】
太陽暦の2月29日のこと。4年に一度だけある。
うるう‐びょう【閏秒】
天体観測をもとにした平均太陽時(世界時)と、原子時計ではかった国際原子時とのずれを調整するために加えたり引いたりされる1秒。→協定世界時
うる‐うる
[副](スル)《動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語》 1 涙があふれそうなさま。「感動して—する」 2 肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪が—してきた」
ウルウル‐こ【ウルウル湖】
《Lago Uru Uru》ボリビア西部にある湖。オルーロの南郊、標高約3700メートルに位置する。チチカカ湖から流れるデサグアデーロ川の流入によって形成され、乾季(冬季)には干上がる。北西のポ...
うるおい【潤い】
1 適度の水分を含むこと。しめり。「肌の—を保つ」 2 落ち着きのある味わい。精神面で、ゆとりがみられること。情味。「心の—」「—のある文章」 3 金銭的に余裕ができること。豊かになること。「暮...
うるお・う【潤う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ほどよい水分を帯びる。水分が行き渡る。湿る。「慈雨で田畑が—・う」 2 利益や恩恵を受ける。「地域が—・う」 3 豊かになる。ゆとりができる。「ふところが—・う」