おかやすぎぬた【岡康砧/岡安砧】
箏曲(そうきょく)。山田流。手事物。作曲者不明。一説に、享保・元文年間(1716〜1741)に岡安小三郎が作曲したという。胡弓(こきゅう)の曲に編曲されて伝えられ、明治20年ごろ、山室保嘉が箏曲...
おきのえらぶ‐くうこう【沖永良部空港】
鹿児島県大島郡和泊町にある空港。地方管理空港の一。昭和44年(1969)開港。沖永良部島の北端に位置する。愛称、えらぶゆりの島空港。
おぎえ‐ぶし【荻江節】
三味線歌曲の一。明和5年(1768)以降、荻江露友が始めた郭(くるわ)内の座敷芸風の長唄が独自の音楽様式を確立して成立。現在は古曲の一つに数えられている。
おき‐の‐えらぶじま【沖永良部島】
鹿児島県、奄美(あまみ)群島南部の島。面積94.5平方キロメートル。サンゴ礁海岸・鍾乳洞などがある。サトウキビ・エラブユリの栽培が盛ん。
おぐら‐しきし【小倉色紙】
藤原定家筆と伝えられる、小倉百人一首を書いた色紙。
オクタコサノール【octacosanol】
小麦胚芽や野生植物のワイルドライスなどに微量に含まれている物質。渡り鳥のエネルギー源と考えられている。
オクシア‐へいげん【オクシア平原】
《Oxia Planum》火星の北半球、北緯20度、西経25度付近にある平原。約40億年前に水が豊富に存在したと考えられ、南から北に向かって伸びる多くの川床が残っている。→ロザリンドフランクリン
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安時代の物語。4巻。作者不詳。源氏物語よりもやや早い成立か。中納言忠頼の娘が、継母にいじめられて落窪の間に押し込められるが、左近少将道頼に迎えられ、中納言一家も栄える。継子いじめという陰湿な主...
オテマヌ‐さん【オテマヌ山】
《Mont Otemanu》南太平洋、フランス領ポリネシア、ボラボラ島中央の山。同島の最高峰で標高727メートル。鋭く尖った頂上部は、かつて火山の火道を満たした溶岩が固まった火山岩頸(がんけい)...
おのれ‐ら【己等】
[代] 1 二人称の人代名詞。おまえら。きさまら。「—は役立たずばかりだ」 2 一人称の人代名詞。私ども。「—よりは、なかなか御存知などもこそ候はめ」〈徒然・六七〉