おお・し【大し】
[形ク]《「多い」と同語源》大きい。また、偉大である。連体形「おおき」、また、その音変化「おおい」が接頭語として用いられるほか、形容動詞語幹としても用いられた。→大(おお)い →大き
おおし【凡】
[副]おおよそ。総じて。「—垣下(かいもと)あるじ、甚だ非常(ひざう)に侍りたうぶ」〈源・少女〉
おお‐し・い【雄雄しい/男男しい】
[形][文]をを・し[シク]男らしいさま。勇ましい。「難局に—・く立ち向かう」⇔女女(めめ)しい。 [派生]おおしげ[形動]おおしさ[名]
おおしい‐つく
⇒おうしいつく
おお‐しお【大潮】
最も潮の干満の差の大きいこと。また、その日。満月・新月の1、2日後に起こる。朔望潮(さくぼうちょう)。⇔小潮(こしお)。
おおしお‐へいはちろう【大塩平八郎】
[1793〜1837]江戸後期の陽明学者。阿波の人。大坂の生まれとも。名は後素。号は中斎。大坂町奉行所与力を辞職し、私塾洗心洞(せんしんどう)で子弟の教育にあたった。天保7年(1836)の飢饉(...
おお‐しきあみ【大敷網】
定置網の一。海岸近くの魚の通路に垣網を張り、魚を袋網へ誘導して捕る漁網。
おお‐しけ【大時化】
暴風雨で海がひどく荒れること。また、そのために不漁になること。
おおしこうち‐の‐みつね【凡河内躬恒】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌合わせ・歌会・屏風歌(びょうぶうた)に作品が多い。古今集撰者の一人。家集に「躬恒集」がある。生没年未詳。
おお‐しごと【大仕事】
時間も費用もかかる仕事。また、重要な仕事。「就任初の—」