おお‐おそどり【大軽率鳥】
《「おそ」はかるはずみの意》非常にそそっかしい鳥。「烏(からす)とふ—のまさでにも」〈万・三五二一〉
おお‐おとこ【大男】
体格が普通より大きな男。⇔小男。
大男(おおおとこ)総身(そうみ)に知恵(ちえ)が回(まわ)りかね
からだばかり大きくて愚鈍な者をあざけっていう言葉。
おお‐おとし【大落(と)し】
義太夫節で、最も感動的な場面で用いる長い曲節。主音を繰り返し、登場人物が泣きくずれる場面などを盛り上げる。
おお‐おどり【大踊(り)】
大勢で踊る踊り。群舞。特に、歌舞伎の切りに行われる一座の全員の踊り。
おお‐おにばす【大鬼蓮】
スイレン科の水生の多年草。葉は直径1〜2メートルで、縁が約15センチの高さに立ち上がる。花は夏の夕方に水面で開花し、白色から桃・暗紅色に変わり、芳香がある。アマゾン流域の原産。
おお‐おば【大伯母/大叔母/従祖母】
祖父母の姉妹。両親のおば。⇔大伯父(おおおじ)。
おお‐おば【大祖母】
祖父母の母。曽祖母(そうそぼ)。ひいばあさん。〈和名抄〉⇔大祖父(おおおおじ)。
おお‐おみ【大臣】
大化以前の大和朝廷で、大連(おおむらじ)と並んで朝政を執った最高官。
おお‐おんな【大女】
体格が普通より大きな女。⇔小女(こおんな)。